前・中期旧石器時代捏造事件へのぼくの視線

はしがき この度、ぼくの小論「遺跡の立地状況と実験考古学」が『月刊 考古学ジャーナル』No.730“特集前中期旧石器捏造から20年”に収録された。ぜひ読んでほしいと思っている。この投稿では紙面の関係で小論では述べることができなかった広い話をしていこう。 なおここでは、ぼくの小論の内容はあまり触れない(著作権の関係もあるし)、内容それ自体はこの特集をお読みいただきたい。しかし、専門論文であるため、専 […]

透明人間

ある日の金曜ロードショー 2019年8月16日の金曜ロードショーで宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が放映された、放映開始時間は8時からだったが、普通に考えて開始時間が早すぎる。「千と千尋の神隠し」であれば、通常放映開始時刻の9時で大丈夫なはず。と疑問に思っていた。しかし、「千と千尋の神隠し」の放映が終了すると、実質スタジオジブリの後継社であるスタジオポノックが製作した短編アニメーションの放映が開始 […]

いま、考えていること

遅々として進まない脳みそ ちょっと東京へシリーズを終えたら、とうとう本題に入るつもりでしたが、どうしても頭が回らず苦しんでいます。でも、そろそろ書かないといけないと、思っているんで、次回から考古学とはどんな学問であり、そしてぼくはその考古学のどこを変えようとしているのか。を書いていこうと思っています。 しかし、なぜ頭が回らないのか、それはさまざまな現実から逃げているということにほかなりません。そし […]

ちょっと東京へ④ 高畑勲展へいく

はじめに ちょっと東京へシリーズ第4弾。これで最後です。この投稿は表題通り東京国立近代美術館でおこなわれている、高畑勲展について書いています。 ちなみにこの展覧会で得た刺激は、今後の考古学的分析にも生かしていこうと思っているので、ぜひ読んでいってください。 高畑勲という人 皆さんは高畑勲というアニメーション映画監督を知っていますか? ジブリが好きな人だったらもちろん知っていると思いますが、ジブリを […]

ちょっと東京へ③  マンモス展へいく

さて、もう東京から帰ってきて一瞬間以上がたってしまったわけですが、ちょっと東京へシリーズ第3弾を書いていきます。 お台場へ向かう 今回向かった先は、お台場にある日本科学未来館。ここで開催されているマンモス展に行きました。 マンモスと聞くと、まず雪の中で大量の毛をまとって生きているゾウ。というイメージがわき上げってくるんじゃないでしょうか? そしてそのマンモスはもう絶滅しており、ぼくたちは命が宿って […]

ちょっと東京へ② ひさびさに学会へいく

ちょっと東京へシリーズ第2弾です。 今回は6月30日に開催された旧石器学会シンポジウムに参加したことについて書いていきます。 学会へ 今回参加した学会は旧石器学会という、日本の旧石器研究者が集う学会です。その学会のシンポジウム(シンポジウムとは討論会です)「旧石器研究の理論と方法論の新展開」に参加。まぁ内容はここでは書きません。 今回書きたいのは、このシンポジウムで最初に発表した安斎正人さんについ […]

ちょっと東京へ① 国立ハンセン病資料館へいく

ちょっと東京へ 今回は、ある学会に参加する目的で東京へ来ました。この記事を書いている今この時東京にいます。久しぶりの東京。 実は東京を中心とする関東地方には優良な先史時代遺跡が多く発見されているので、研究をしているときは頻繁に東京に来ていましたが、研究から遠ざかった今、あまり訪れる機会がありませんでした。しかし今回は旧石器学会という学会に参加するために東京へ来たわけです。 学会にはもうあまり参加し […]

一枚のくたびれたプリントによって呼び起こされたもの

発掘された一枚のプリント 先日部屋を掃除した。その時、なぜか残っていたプリントの中から一枚のプリントを見つけた。発掘というほうがいいだろう。 プリントそれには、ぼくが大学学部一年生の時に受講していた哲学の学期末レポートの書き方が記されていた。 講師は星陽一郎先生。比較的厳しく、寝ている生徒を片っ端おこし、スマホも絶対禁止にしている先生だった。記憶が確かならば少し気難しい先生である。 その先生がわざ […]

クラシック音楽化する映画たち

はじめに さて今回は、先日アマゾンプライムでドキュメンタリーを見ていた時に、2016年に公開されたゴーストバスターズのCMを見たことをきっかけにしています。最近2.30年前に公開された映画のリブートやリメイク、新たなシリーズの追加が多いなと感じませんか? なぜ今(最近)さまざまな名作映画がリブートされリメイクされるのかを、クラシック音楽の構造を投影させて考えていきたいと思います。 この投稿に関して […]

さて、どうしようか?

久々の投稿 さて、本来なら先々週の水曜日に考古学に関する文章を投稿する予定でした。そのため「考古学とは?」という第一段目の考古学に関する文章はもうほぼ完成しています。ちなみに、その文章では考古学の目的について書いていて、恐竜や宝探しや冒険と考古学の関係性についても書いています。 しかし、この投稿は見送りました。その理由をこの投稿で述べていきたいと思います。 考古学の奥深さを実感。。 非常に情けない […]

>「ひとりの木、考古学」は、考古学的な視線を現代に生かすことを目的としています。

「ひとりの木、考古学」は、考古学的な視線を現代に生かすことを目的としています。

考古学、それはかつての人間(ヒト)によって残されたモノを観察し、そこから忘れ去られた、なにか(行為や情景などなど)を呼び覚ます学問です。そのため、一般的に考古学は人文学、特に歴史学の中に含まれます。 歴史学に含まれるという学問的性質上、考古学者はよく過去に囚われてしまうのです。このブログは過去に囚われない考古学を構築し、現代へとその視線を広げます。

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