フィクション空間、デジタル空間の物質文化
フィクションもしくはデジタル空間にも人間は物質文化を創造している。であるならば、考古学はこの空間を分析することで、新たな世界へと入っていけるのではないか。
フィクションもしくはデジタル空間にも人間は物質文化を創造している。であるならば、考古学はこの空間を分析することで、新たな世界へと入っていけるのではないか。
セリーヌ・ディオン ぼくはこの世界で一番歌が上手いひとは、セリーヌ・ディオン(Celine Dion)だと思っている。彼女の声帯やその他の体のつくりは天賦の才に満ちている。その彼女の歌曲の中でもっとも有名かつ、歌唱力が必要とされる曲のひとつが、この投稿のタイトルにある映画タイタニック(監督:ジェームズ・キャメロン 1997年公開)の主題歌“My Heart Will Go On”だろう。 ここ最近 […]
なかつぎ さて、ここからフィクションな考古学について書いていく。前の投稿である—漢字の問題—で述べた問題はこの投稿の最後らへんにもう一度召喚されるので、そちらを先に読んでもらいたい。 このフィクションな考古学というイメージは、もともとぼく自身の体験から生じた概念である。 フィクションな考古学 ぼくはよく考古学をやっていると言うと、「恐竜やっているんだ」と言われたり、むかし遺跡発掘調査の説明会で、こ […]
はじめに 「考古学と聞くと一般の方々はなにをイメージするんだろ?」 ぼくは学生時代に一般向けの博物館展示をいくどか企画実施したことがある。そのとき考えるのがこの疑問だ。それについてぼくはこう考えている。考古学にはさまざまな側面があり、その多様性から考古学という学問のリアルなさまとは違った、イメージがふわふわと浮遊している。と。 この投稿と次の投稿では、そのふわふわとしたイメージとして存在する考古学 […]